現在,フリーソフトとしてダウンロードできる基板設計CADはたくさんあります.
初心者の方はどれを使えばよいのがが分かりにくいと思います.
そこで,フリーソフトのCADを比較してみようと思います.
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Eagle(イーグル)
このソフトはユーザーが比較的多いと思われます
一番の特徴は自動配線ができること
回路図を書いてあげれば,あとは自動で基板のパターンを作成してくれる機能で,非常に便利な機能です.
ガーバーファイルの出力が可能なので,基板を業者にそのまま依頼することが可能です
よく使われる部品は最初からライブラリが入っています
100*80mmのサイズ,2層までフリーで使えるソフトです
このサイトでは,Eagleのダウンロードから基板作成まで説明しているので,ぜひ見てください
EAGLE使い方のトップページはコチラ→EAGLEの使い方 (回路図から基板作成まで)
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Kicad(追記:20190611)
こちらもとても有名なソフトです。使用者数は日本ではとても多いと思われます。
母校のロボコン部も使っていた気がします。
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PCBE
国産ソフトで,これもそこそこ有名なソフト
簡単に使用でき,お絵かき感覚とも
ガーバー出力対応
1000*1000mm,64層まで作成可能.
自動配線機能はついていない
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DesignSpark PCB
配線の支援機能 を搭載し,作成した回路図をもとにプリント基板図を設計できる
EAGLEのライブラリをインポートすることができる
1000*1000mm,層は無限まで作成可能
ガーバー出力対応
最初に基板を作るときに悩んでさまざまなCADを試しましたが,一番使いやすかったのはEagleでした.
迷っている方はとりあえず最初にEagleを試してみることをお勧めします.